こうのとりの成長2015   巣立ち6月22日
2015年2月11日の神戸新聞の記事です。昨年ここ日高町山本の巣塔から巣立った3羽のうちの1羽のこうのとりが
韓国の済州島で目撃されました。(下の写真、羽ばたきの練習をしている)直線距離で800Km、厳寒のこの時期に偏
西風に逆らって頑張っていったんですね。(九州に陸伝いで行ったとしても250Km)産まれて1年も経たないこうのとりの
逞しさに感心します。今年もこのページで2015年の成長の様子をお伝えします。

 
 

足環から見ると、羽ばたきの練習をしているのが
済州島へ渡ったコウノトリ。
これはふ化から59日目の写真。

 



 
ふ化
から
 
 4月24日ふ化。巣立ちはふ化後ほぼ60日。今年は 6月23日前後の予定になります






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日  









  
   
 早起きして探しました。巣塔から直線距離400mの田んぼで発見。幼鳥2羽の所に母親が飛来。飛び方を指導しているような・・・






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日 
 60








   
 2羽とも巣立っていました。60日目。帰巣を午後5時まで待ちましたが帰って来ませんでした。近くの電柱には巣を狙う別のコウノトリが3羽飛来






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日  
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目  
   
 父親が帰巣。エサのはき戻しをしたらすぐに巣塔の下の田んぼに降り立ちます
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日 
58








目 
   

親がいない間は盛んに羽ばたきの練習をしています(左)

巣の下を見ながら羽ばたきをし始めました。まだ勇気が出ない
ようで巣立ちを躊躇している感じです


   巣立ち予定日まであと3日
 
父親がエサを運んで来ました。(上)
エサを置いたら3分ほどでまた飛び立ちます(右)
 
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日 
56








目     
   
ふ化してから8週間が経ちました。ちょうど親が帰ってきました。1日に数度しか帰巣しません。巣立ちまであと1週間くらいです 
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日 
55








目     
   
こんなに高く飛び上がることができるようになってきました。親が巣を空ける時間が長くなり交代で練習をしています 
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目   
   
 最高気温32℃。親がエサを持ち帰ってくれたらもっと歓迎すれば良いのに・・・ 
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50








目   
   50日が経過しました。30℃を超える日々が続いています






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目  
   
   
梅雨の晴れ間、気温も高く日陰のない巣塔上は相当暑い。汗腺がないので口を空けて体温調節?  あっ!浮いた。 母親はそれを見逃しません













     
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 親が長時間巣を空けることが多くなっています。子供だけで留守番
 母親が3時間後、タップリとエサを持ち帰ってきました












日    
44







目  
   
 
ヒナの留守番中に父親が帰還。エサを置いたら30秒後には巣を離れました。その後なかなか帰って来ませんでした 
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日  
 41









    せっかく巣を作りヒナの誕生が期待されていたのに昼前から
関西電力による撤去作業。跡形もなく片付けられてしまいました


この日気象庁が梅雨入り宣言
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日  
39





目 
   
 
巣塔から100mほどの鉄塔に別のペアが巣作りを行っています。巣塔では遠目には親と見間違えるほどに育ったヒナの羽ばたき。少し浮いたようです 
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日  
 37





   
 親の巣を空ける時間が増えました。糞は必ず巣の外でします  羽翼も長くなってきています。体の倍以上になってきました。でも浮きません
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日  
 36






  9:45〜10:15 足環の装着作業 

高所作業車を使用し、巣内のヒナ2羽の体重測定・足環装着・
羽毛採取を行った後、ヒナを巣に戻して作業終了

個体番号:
・J0108 足環の色:右:黒緑、左:黄青 3700g

・J0109 足環の色:右:黒緑、左:黄緑 3700g

真新しい足環が装着されました
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日  
 34





目 
   
 昨日は32.2℃と5月に入り4日目の真夏日を記録。炎天下で母親の帰巣を待ってます。明日でふ化後5週間、ヒナに足環が装着されるそうです 






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日 
 33





   






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日   
 30











   
 
 子守の交代で父が帰巣  (上)羽根も長くなってきてます  (下)母が休憩中、まだ幼児体型です






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日 
29





目 
   
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日 
28





目   
   
 母親は餌を探しに出かけますが、ヒナだけで留守番ができます。小さい頃は親のいない間は巣の中に身を隠していましたが、今では平気 






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日 
26





目  
   
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日 
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目 
  
   
羽根が大きく長くなり盛んに動かします。時々足元がふらついて転んでいます 






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日  
23





目 

 
   
 
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日 
21





目 











   
   
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目  
   
 夕方になっても巣の材料を運んでいます  巣に敷き詰めたらすぐに巣を離れて今度は餌を探しに・・・






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目 
   
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 大きくなってきて下からでも良く見えるようになってきてます  常に動いています。羽根も長く伸びてきてます
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活発になってきました。 片脚で立っている母の逆脚を引っ張っています 羽根の先も少し黒くなってきました。小さな羽根をバタつかせ始めました
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目 
   
 ゴールデンウィーク中。連日30℃近くまで気温は上がっています  かなり離れた所から撮りました。ヒナも常に見えます
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 子守中もおちおちしてられません。カラスが近寄って脅します  カラスが去って一安心。ヒナは再び顔を出します
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日 








  
   
ヒナは寝ていても落ち着かず 時々顔を出します親は子守中も巣にある餌を食べます。クチバシの先で挟み放り上げ奥でキャッチして飲み込みます 
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  ヒナが二羽見えました。 
父親がヒナを守っていました。(左上)カラスが上から攻撃したら
父親は巣を離れました。
しばらくはカラスが追いかけていましたが、父親が遠くへ離れたら

カラスが巣の隅に止まりました。(上)「ヒナが危ない!」と一瞬心配
しましたが、ヒナは巣の中に隠れたのでしょうか。カラスは5秒ほど
で飛び去りました。

父親は10分ほどして帰って来ました(左)がその間は全くの無防備
状態。エサなどは持ち帰らず、またヒナを守っていました。

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日  
 3





目 
   
 父親がヒナを守っています。残念ながらヒナは見えませんでした。  上空にカラスが近づいてきたらクラッタリングをしてカラスを脅します。






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日  
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 ふ化して2日目、瞬間的に顔を見せました。母親はずっと座っていましたが自分が空腹になったのかしばらく立ち上がってエサをついばんでいました。






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日 
     
 オスが柔らかい巣の素材を持ち帰るところをカラスが攻撃。が無事に抱卵中のメスの元へ帰還。コケ状のものを運んでいるのでふ化間近? 





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    抱卵の交代
メスが抱卵していたところにオスが帰って来ました。メスは立ち上
がり巣を飛び立ちました(左上)。
その間3秒ほどでカメラを構える間もなかったです。
オスはメスに代わってしばらく転卵(右上)をしたあとおもむろにし
ゃがみ込み(左)抱卵を始めました。(下)

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     ここ一週間ほどこのような状態が続いている。産卵している
こと確実。が新聞では産卵の報道はされていない。

昨年は産卵は3月16日。4月19日にふ化している。今年は
昨年より少し遅いようだ。ふ化は4月22〜25日あたりか
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日 
     
まだ産卵はしていない様子。巣作りも体に優しい細いワラ様のものをオスが持ち帰り、メスが上手く敷き詰める。オスはすぐに採集に出かけている 
     
 巣塔の争いもいよいよ後半戦。今日は巣に二羽がいるにもかかわらず攻撃。地主はクラッタリングして威嚇をしたらそのまま飛び去りました。






日 
     
     まだ産卵はしていませんでした。まだ巣作りの段階でした。糞をしたとこ。  近くの電柱ではメスのペアの一羽が巣を狙っています。
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     産卵?

朝10時頃には巣塔に2羽が立っていました。午後2時には
このようにオスが座っています。メスは立っている。
昨年は3月15日の産卵、ふ化は4月20日だった。
今年は2週間ほど早い。ふ化予定は4月7日頃となる
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     巣塔の争いが続いています。地主が巣を空けたらすぐにメス同士のペアが巣に飛んできます。まだ完成していない巣を住みやすくアレンジして
います。地主が近くまで帰ってくるとクラッタリングをして威嚇しますが最後には逃げ出します。地主のオスが戻ってきたところ。
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 1月末から巣塔の争いが昨年と同じペア同士で始まっています。巣塔の下  この巣塔で4年続けてのペアが下のペアに当てつけの交尾