こうのとりの成長 2016

3月15日には抱卵している姿がありました。が孵化予定日を30日近く過ぎても孵化しませんでした。

5月11日コウノトリ郷公園に尋ねて見ました。「予定を10日以上過ぎている。考えられるのは無精卵だった。カラスやここの人工巣塔特有のメス同士のペアによる
攻撃で巣を空けている間に卵が冷えてしまった」などが考えられるそうです。100日間も抱卵している例もあります。」腐って破裂するまで抱卵するそうです。

残念ながら今年の「こうのとりの成長」はここまで。来年に期待しましょう


この冬は暖冬でした。こうのとりは1月末から時々人工巣塔に戻ってきています。
2月18日(木)、カメラのレンズを600mmに交換して今年初めての撮影に出かけました。

 5



12



   ふ化予定の日を23日も過ぎました。何も知らないコウノトリはヒナの
ふ化を期待してまだ抱卵を続けています。
人工巣塔の下の田んぼにも水が入り田植えの準備が進んでいます。
 
 例年ならヒナもふ化から3週間経過し、食欲旺盛。水の入った田ん
ぼにはカエルやオタマジャクシなど餌も豊富でスクスクと育っている
ところです。

昨年ふ化した2羽のヒナは誕生から1か月で2羽とも事故に遭い死亡し
ました。一昨年誕生の3羽のヒナの内2羽は行方不明となっています。
来年こそ元気なヒナの誕生を期待したい・・・









28

日 
   ふ化の予定日を過ぎても一向にふ化しません。
2012年は5/8 これはカラスに取られて再度産卵したため遅れた。
2013年以降は4/15,4/19、4/23のふ化で今年も抱卵は昨年と
同時期でした。ゴールデンウィークの終わった5月11日になってもなお
抱卵をしている状況が続いています。
無精卵だったのか? カラスに取られてしまったのか?
 4



22

   
昨年のふ化は4月25日。今年も同時期になりそうです。朝から快晴。抱卵の後期で転卵で立ち上がった後、抱卵したまま巣を整えています。 




17


日 
   熊本の大地震から3日目。昨夜は全国的に大嵐。ここ日高でも風速
30mはあろうかと思う暴風雨が吹き荒れました。コウノトリの巣が吹き
飛んでいるのではないかと心配になり様子を見に来ましたが何事もな
かったかのように抱卵を続けていたので一安心。一週間以内にふ化す
るはず。昨年は4月25日のふ化だった。
  3





21



   
   
 抱卵の交代。メスの後ろからオスが帰って来ました。メスは立ち上がりオスの着巣を待ちます。巣に足が触れた瞬間メスはスタート。水泳のリレーの様で
鮮やか!ねぎらいの言葉もありません。
 3



15


 
   
 抱卵が始まったようです。時々立ち上がっては卵を回転させています。昨年、確認のため市がドローンを飛ばしら親鳥は巣から離れたそうです。
 3



12


   暖冬で雪が極端に少なかった今年の冬だったが、昨日は季節外れの雪。
今日は午前中は肌寒かったが、午後になり太陽が出ました。
初めて野外で巣立った百合地の人工巣塔ではすでに産卵が済んでメスが
卵を温めてオスは傍に立っていました。山本の巣塔ではオスが巣作りに余
念がない。一昨年の産卵は3月16日。昨年もほぼ同時期。一週間以内に
産卵があるはず。
 3





   
 久しぶりの暖かい一日、2羽でいる時間が長くなってきています。メスが巣塔の下に降りてエサを集めています。
 3





   
 5年連続同じペアが巣塔を占拠しました。巣を奪いたいペアが近づいてきたらクラッタリングで追い払いました。
 3





   
羽毛が 寒い風になびいています。巣作りをしばらくして休憩です。まだ産卵はしていません。




18


  
   
 午前中はこうのとりは姿を見せず。カラスが入れ替わり巣で休憩しています。午後になってメスが巣に戻ってきました