こうのとりの成長2017

7/19:神戸新聞に「山本のヒナ一羽巣立ち。巣塔の傍の側溝にうずくまっているのを保護した」とあった。どうやら無事こうのとり郷
        公園に保護されたようだ。一安心です。つぎはあの多くの人を不安にした小柄なヒナが豊岡の空を翔けている姿を見られる
        ことを楽しみに・・・   今年の報告を終わります。


7/10:未だ巣立ちできないコウノトリについてこうのとり文化会館に電話しました。「まだヒナが巣立ちできない、羽翼がボソボソで
        飛べない状態です。保護してもらえませんか」と。「その状況は把握してます。過去出石でもあって2例目です。親が給餌し
        なくなったら巣塔から落ちるのでそれを保護する予定です」。近くで農業をしている方々も「心配でしょうがない」と語っておら
        れます。写真を撮っているうちに多くの知り合いができています。落ちるまでになんとかして欲しい・・・ が圧倒的です。


7/2:「こうのとり郷公園は山本のヒナ二羽が7/1巣立ちしたと発表した。」との新聞掲載がありました。実際はまだ一羽は巣立ち
      していません。


6/13
:こうのとり郷公園によると6月12日までに徳島で3羽、豊岡で4羽巣立ちして野外のコウノトリが98羽になったそうです。
       100羽到達記念式典も計画されているようで是非この2羽がそれに該当してもらいたいと思います。ちなみに現在24羽
       が巣立ちを待っているそうです。


2/25:今年の冬は33年振りの大雪に見舞われました。最高積雪80Cm、1週間おきに3回の大雪です。
       人工巣塔へ行く道路もしばらくの間雪のため行くことができませんでした。2月下旬から巣塔には例年のカップルが帰ってきて
       います。しかし今年もまたメス同士のカップルも姿を現し巣塔を巡る争いが勃発しています。
       昨年は残念ながら抱卵はしていたのですが孵化しませんでした。その原因に考えられるのがメスペアが近づきそれを追い払う
       ために抱卵していた親が巣を空けたため卵が冷えてしまったことです。今年こそ元気に巣立ちできますように。・・・


 
ふ化
から
 孵化日を私が最初に見た5月2日とし、その日を起算日とします。孵化から巣立ちまで約65日と言われています。 
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日     
 88





目 
   
 朝方、巣から落ちたようだ。巣にはヒナの姿が見えない。午後7月1日に巣立ったヒナが訳もわからず立っていた。翌日の新聞に「無事保護」の記事 
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日    
 85





目 
   
 昨日は豊岡で36.9℃と日本一の高温。連日の猛暑、日陰もないので体力的にもきついと思います。長時間一羽のまま。頑張れ!
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日   
83







 
   
飛び立てないヒナに親は餌を運んでいますがいつまで続けられるのでしょう。夕方には巣立ったヒナも帰巣しています 
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日  
81





目  
   
 昼:母親が巣立ちできないヒナに付き添っています  夕方:巣塔にはヒナ一羽のみ。近くに親の姿も見えません。餌はちゃんと?
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日 
76






  
   
 親は近くの田んぼで餌の収集。ヒナ二羽は巣塔で・・・ 羽根が折れているようだ。これが原因で飛べないのでは・・・ 保護が必要? 
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日  
 73







   
 大きさにも差があります。  羽ばたいても浮く様子もなくなっています。
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日  
72







目  
   
「 今朝の新聞に山本のヒナ二羽が7月1日に巣立った」と出てました。左:下の田んぼから戻ってきたヒナ。一羽はまだ羽ばたきしても浮かない
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日 
71








  
   
 近くの田んぼに着地しました。大きい方のヒナの巣立ちです  一羽残ったヒナは羽ばたきの練習、だがまだ浮かずつんのめっています
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日  
 59







目  
   
 ヒナと親の区別がつかないほどに育ってきています・・・   大きな方のヒナは巣立ち間近?良く浮きます








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日 
58







目 
   
 すっかり大人になりました。小さかった方のヒナも羽ばたきをすれば少し浮くようになって来ています
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日   
 50





   6月20日野外で生活しているコウノトリが100羽に到達。
山本の巣塔のヒナはふ化して50日が経ちました。
親のいない、巣が空いている間に羽ばたきをすると高く浮くように
なってきました。8日前にはずっこけていたのに・・・大きな進歩です。
が後でふ化したヒナはまだ浮くことができません。
この調子だと巣立ちは6月中にありそうです
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日   
 49






   
 ヒナだけの留守番中父親が大量の餌を持ち帰りました。ヒナは一心不乱に食べます
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日   
47





目 
   
母から父の交代。威嚇するコウノトリの接近で父は遠くまで追っかけて行き、追い払って帰巣。相変わらずメスのペアが邪魔をしに来ています
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日   
 46





   
    ウンチをするのも脚で顔を掻く仕草も親と遜色ないほど成長してきています 








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日   
 45





   








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日  
42





目 
   
小さい方の足環:右:黄・黄 左:赤・赤です。3日遅れで孵化した小さい方も羽ばたきをすると5Cmほど浮きました。(右)ヒナだけで長い間留守番 













日 
39







目 
   
   
   
 梅雨の晴れ間、ヒナは順調に育っています。親は直ぐ下の田んぼへ行ってる間、ヒナは留守番。上空に毎年巣塔の争いをするこうのとりの姿が・・・
田んぼにいた親は一直線に巣に戻ってきました。なお上空を舞うコウノトリに両翼でヒナをカバーしています。(右下)
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   近畿地方の梅雨入り宣言が昨日されました。
今日は雨降りから時々うっすらと太陽が顔を出す不安定な天気。
親が巣を空ける時間が相当長くなりました。巣上では二羽のヒナが
留守番中。時々大きく逞しくなった羽翼を羽ばたかせています。
大きく羽ばたいて浮いている気分になっているようですがまだ浮いて
いません。バランスを崩して頭からずっこける場面が多く目立ちます。

昨日は1日中雨でヒナは姿を見せませんでした。今日ヒナに新しい
足環が装着されていました。大きい方は右:黄・黄 左:赤・黄
小さい方は右:黄・黄 左:赤・赤です。
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目 
   
ヒナが大きくなると親は給餌に出かけてもなかなか帰って来ません。巣を無防備のまま1時間半も空けていました。 













日   
 34






 
   
ここのところ快晴が続いています。日曜日の午後のんびりと写真を撮りました。 
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日 
31








  
   
   
ヒナだけでの留守番時間が長くなっています。その間、羽ばたきの練習等忙しくしています。親はすぐ下のたんぼで育ち盛りのヒナのために餌の収集 
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日 
29





目  
   
 今日の豊岡は季節外れの32.5℃。親はストレッチなのか日陰を作っているのか?ヒナだけで留守番中トビが急接近。が何もせず飛び去りました 
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オスが子守をする時間が増えています。10分ほど巣を空けて餌を運んで帰って来ました。ヒナも羽ばたきの練習。まだまだ浮きません 






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日  
22





目 
   
 動きも活発になってきています。ウンチは巣の外に・・・ 清潔好きです
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 30℃近い日が続きます。今日もヒナだけで留守番の所に父親が帰ってきた。ヒナだけで留守番の時は親は50mほど離れた田んぼで餌を集めます
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 ヒナが大きくなると親が巣を空けても安心です。ヒナは身を隠しています。子守の交代:親が10秒ほど一緒にいました。普段はタッチ・アント・゙ゴーです





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日  
17





目 
   
 最近晴れても青空が見えませんでした。今日は久しぶりに青空、気温も高く気持ちよい天気です。
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日 
14



目 
   
 ヒナの大きさにやはり差があるようです。孵化が2日ほど違う。巣の中で泳ぐような仕草。うっすら黒い羽根も見えました。
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   ここ3日間、中国からの黄砂で晴れていても太陽が見えません。
本来なら青空をバックに美しい写真になるはずなのに・・・

2時過ぎから30分間巣塔の下にいました。その間、近所のおじさんが2人
今日の新聞に掲載されていたと見学に来ていました。

神戸新聞「日高町山本の巣塔で少なくとも1羽のヒナを確認した。と10日
発表した」という記事。一昨日ようやく確認したそうだ。

すでに一週間以上経過してから・・・





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日  
10




  
   
 メスが子育てをしているところにオスがタップリエサを持ち帰りはき戻します。子育ての交代です。









 
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 巣に運ばれたエサを親も食べています。  毎年子育てを邪魔するコウノトリが近くの鉄塔で巣を見ています
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 ヒナの二羽目が見えました。どうやら今年は二羽のようです。  
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 ヒナはまだ一羽だけしか見えません。少し白くなってきています。水の入った田んぼにはヒナの餌が一杯。母親が一生懸命集めています。
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 メスが近くの田んぼから柔らかい素材を持ち帰ると子育ての交代です。メスはしばらくして座りました。まだ孵化してない卵があるかも








日 
 1






   
ついにヒナの姿が見えました。まだ一羽だけしか見えてません。父親がはき戻しをしています。直接は与えていません。 
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 抱卵も後半になってきています。邪魔をするコウノトリが襲来してきます。座ったままクラッタリングで威嚇したら去って行きました。









日 
     
 抱卵が続いています。糞をするために立ち上がったついでに転卵をして再び抱卵に入りました。
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      左上から右へ移動して見てください。
3:00PMメスが抱卵していました。300mくら離れた田んぼでオスは
給餌していました。1時間ほどしてオスが巣塔に戻ってきました。
抱卵の交代です。メスは待ってたかのようにオスが近づいたら立ち上
がって交代を待ってます。が着地を待ちきれずオスが着地するまでに
メスは500m程離れた田んぼに飛んでいきました。
てっきりオスが抱卵をするかと思っていたらすぐにメスの飛んでいった
田んぼに向かって飛んでいってしまいました。
メスは卵が冷えるので慌てて巣に戻り再び抱卵を続けました。
この間およそ5分。オスのいい加減さ、メスの母性本能を見る思いです。
人間と一緒ですね。

昨年は孵化に失敗しているので(卵が冷えてしまった説あり)今年こそ
2年振りの孵化を楽しみに見守っています。
こうのとりの郷公園からはまだここ山本の産卵の報告がありませんが
抱卵していると思っています。  





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 春の陽気の中、2時間ほどカメラを構えていました。巣塔の争いの後、6年目のペアの求愛行動が見られました。










  
     
     
     夜の間は巣塔にはこうのとりはいません。朝8時頃に巣塔に戻ってきます。
午前9時20分巣塔にはペアで立っていましたがオスが飛び立ちます。
10分後巣の材料をくわえてオスが戻ってきました。
柔らかめの巣の材料を運んでいます。ボチボチ産卵?


巣に戻ってくるところの分解写真です。
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日 
     
季節外れの雪、10Cm程積もりました。巣の上にも積雪、田んぼにも積雪。オスは巣塔で、メスは田んぼで寒さしのぎに片脚で立っています。
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     8:30 オスが巣の材料を運んで帰巣  午後2時 巣の守り、オスがメスと交代。メスが飛び立つ
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    右:オス 左:メス のシンクロ 
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    巣塔の争い、地主のメスが巣を守っているところにメスペアの一羽が巣の素材を運ぼうとしたが地主がいてあきらめて飛び去る。 
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     午前オスが座ってメスが立っている。このカップルで6年目。  午後3時、メス同士のペアの一羽が巣塔を占拠している