足環の装着 2020.5.29

4月18日のふ化からちょうど40日経った5月29日午前9時から足環の装着作業は始まりました。
高所作業車とスタッフは9時に集合完了。作業は開始されました。
順に説明していきます。上から下に・・・

   
 9時に作業車、スタッフが集合。捕獲網等の準備がなされます。  あぜ道の真ん中にある巣塔の下に到着。到着した時点で親は田んぼに降りた。
   
 大きな網をヒナにかぶせて捕獲、段ボール箱に一羽ずつ収容。  こちらのテントでは直ぐに足環装着の準備。足の太さのサイズの確認等を。
   
 左脚には上:緑、下:青 の足環を装着。
右脚には上:赤、下:金の足環が装着されます。。これで個体の識別が可能となります。
   
 もう一方のテント内では、血液の採取、体重測定など。血液検査の結果で雌雄がわかる。  作業現場から80m程離れた田んぼから心配そうに見守る両親
   
 目隠しをされたらおとなしくなり、その後は取られてもじっとしてます。麻酔されなくて安心。
目の周りの真っ赤が可愛い。大人になると色が変わりきつい目に感じます。汚れもなく純白。
 足環の装着、身体検査が終了。捕獲してから25分。
作業の間タイムキーパーから5分毎に時間経過の無線が入ります。
   
 ヒナは戻されました。  作業車が去ったら両親は巣の周りを飛び様子をうかがってます。
   
両親は心配そうに巣上を5分程旋回した後、巣上に戻りクラッタリング。 
   
 ヒナが巣に戻されて10分。ようやく普通が戻ってきました。